

こんにちは。
冬と言ってもあまり息は白くないですし
毎年寒さ対策でヒートテックを着ているのですが、 それも今年は然程着ないなぁといった感じで
冬らしくない日々が続いております。
さて、 今回は踏み間違い防止ペダルについてお話させていただこうと思い ます
最近多い踏み間違い事故
昨年は、 高齢者の判断ミスによる人身死亡事故や傷害事故というのが目立っ た年でありました。
特に、ブレーキとアクセルの踏み間違いによるものが多く、 判断能力の少ない高齢者に免許をもたせるべきかという議論があり ました
高齢者だからって運転したら駄目?
しかし、 高齢者だからといって運転したら駄目かという点は少し論点がずれ ているなと私は考えます。
・ 過疎地など公共交通機関が整備されていない地域にも高齢者に運転 したら駄目というのか
・判断能力がある高齢者にも運転したら駄目というのか
という疑問があります。
そして、 このような問題は多かれ少なかれ昔からあったのではないかと思い 、たまたま大きな事故があり、社会問題視されていると思います。
そのなかで、今後は高齢社会が進行していく中、「 高齢者が運転出来る様な車作り」 が求められる時代になってきており、今回お話する「 踏み間違い防止装置」 というのは画期的なものであると私は考えます。
踏み間違い防止ペダルとは?
このような背景で、踏み間違い防止の対策として、 急なアクセルを防止する「踏み間違い防止ペダル」というのが開発されました。
自治体はお金を出すところも
この装置を推進するため、各自治体の一部では、 踏み間違い防止装置に補助金を出している自治体があります。
特に東京都では「 東京都高齢者安全運転支援装置設置促進事業補助金」
という名前で全国に先駆けて積極的に補助金を作っております。
高齢ドライバーには1割の負担で安全装置が導入できることは画期 的な政策だなと思います。
そして国も動く?
そして、2019年年12月の補正予算案の閣議決定により、
※閣議決定のため、成立はまだしておりません
この素案ですが、「 令和元年度中に満65歳以上となる高齢運転者を雇用する事業者を 含む」とされているため、 我々のような高齢化が進む警備業界などは嬉しいことです。
高齢者から車を取り上げない社会へ
私のブログの中でよく、「自動運転」 についてお話をさせていただいていると思います。
自動運転が一般的に浸透するには5年から10年はかかるのではな いかと言うお話ですが、最近では、 2020年度中には自動運転レベル3の自動運転車などは各社投入 されるそうなので、 技術の進歩って私が想像している以上に早いなと感じます。
しかしながら、 今年投入される自動運転車はまだまだ私達が一般的に購入できる価 格にはなりそうにもないため、 気軽に購入できる状況になるにはまだ時間がかかるのかなと感じま す。
そのなかで、「自動運転でなくとも事故が少しでも減る努力」 というのは大切な事であると思います。
その第一段階である「安全装置の導入」 という点においては今後どのように社会構造が変化していくかとい う点も含めて注視してまいりたいと思います。
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この記事を書いた人
山本高大 1981.2.7生まれ
ソフトバンクインベストメントに就職後、ITベンチャー起業
その後、Webマーケティング・保育サービス系の役員を経て
2019年6月より五輪警備保障株式会社代表取締役就任。現在に至る。
Twitterアカウント「いまどこ修造」ディレクターとしても活躍中
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