警備員の依頼は価格で決めて良いの?相場は?

 

世の中には色々な警備会社が存在します。

綜合警備保障さんや、セコムさんと言った大きな企業から
街の警備会社のように10名の隊員さんで頑張っておられるところもあります。

五輪警備保障では約70名の規模で施設警備や交通誘導警備、駐車場警備などを行わせて頂いておりますが
価格も警備会社さんごとにまちまちです。

今回は、そのようなお金の話を少しさせて頂ければと思います。

結論としては安いからと言って警備の質が低い等ということはないと思う

結論から申し上げますと価格が安いからと言って警備としての質が低いということはないと思います。
少なくとも当社はどのような単価であっても業務を遂行するための適切な人材配置を行っております。
基本的に一度契約を行ったお客様とは長い付き合いをさせて頂きたいという思いがありますので
単価が少ないから手を抜くなどと言ったことは決してありません。

経営から考えると単価は高い方が優先される

ただ、経営側から見ますと、単価が安い場合は空いている要員を空いている日に工事を行ってもらうしてもらうなどという調整をして頂くことで、警備単価というのは下げることは可能だと思います。

例えば、たまたま人が余っている日など
たまにあります。

そのような日に工事を当てて頂ける余裕がある(余裕がある場合などそうないとは思いますが)のであれば、単価の交渉というのは可能ではないかと思います。

警備単価の相場は20,000円程度?

地域にも差はありますが、おおよその警備単価の相場は18,000円~20,000円程度であると思います。
そこから、工事会社などの事務や振込手数料などの諸経費を差し引かれた金額が
一般的には直接警備会社に提示する金額であると思います。

当然長期的に受注を頂いている企業様については割引が行われますし、スポットの仕事の場合は
相場に近い単価でお願いすることとなります。

原則的に警備単価=人件費

基本的には警備単価について思いウエイトを占めるのは人件費であると思います。

人件費というのは最低賃金法で守られているので、それ以下にすることはできませんし
警備諸費用や諸経費で利益を取っている会社というのはあまり見たことが無いため
単価が安い会社というのは、その残りの「+α」の部分をいかに削減するかというところが営業努力となります。

よほど閑散期で人を持て余しているのであれば、利益薄くても社員の給与のために受けることはあれど
そうでない場合は、無理に受けることは少ないのかなと思います。

要はスポットであれば閑散期を狙うと単価交渉は然程難しくはないかなと思います。
閑散期は会社によって違うので、問い合わせてみるといいと思います。

土日はねらい目?

あくまでも当社の場合ですが、土曜日や日曜日は個人的には単価交渉を行う場合はねらい目かなと思います。
当社だけかもしれませんが、土曜日に工事を行う会社さんというのはそれほど多くはないので
土曜日だけお願いするからちょっと安くしてよっていう交渉は、最初の数カ月であれば対応できるかなとは思います。

ただ、当社の例であり、あくまでも「今のところ」ですので、土日の受注が増えてきて、その対応が出来なくなると、通常料金の会社さんを当然優先することとなります。

特に現在は東京オリンピックやコロナウイルスの影響でイベント警備というのがほとんど行われていないため
土日の余裕についてはまだ暫くあるかなとは思っております。

検定道路は当然警備料金は上がる

検定道路(国道など)での警備を行う場合は、交通誘導2級の国家資格所持者を必ず1名
配置が義務付けられております。

当然国家資格となりますので、警備会社は社員に対して資格手当というのを支払っている会社が
多いと思います。

そうなりますと、当然人件費というのは上がります。
企業によっては価格に転嫁しない企業というのもありますので、色々な会社さんに見積もりを取ってみてみるのも良いかもしれません。

これらを踏まえて2.3社問い合わせてみる

これらを踏まえた上で、2.3社問い合わせてみると、恐らく希望の単価に近い価格で対応できる会社というのは
出てくるのかなと思います。

その中に当社が見積に入っていただけるとありがたいなと
私は思います。

是非とも、警備が必要な企業様がおられましたら声をかけて頂ければ幸いでございます。

 

 

 

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