警備会社の社長が語る「転売って悪いの?」

まぁ、昔からある話ですが
転売を行って利益を得るビジネスってありますよね。

私は別に悪いことではないとは思います。
しかし、商取引を行うに当たっては色々とルールがあるので、
守っていればという話になります。

さて、今回は転売についての是非についてお話しさせていただきます。

転売とは

転売とはまぁ、皆さん知っての通りですが、
商品を買って、その商品をそのまま第三者に販売する行為ですね。

最近ですと、PS5やイベントのチケットなど
プレミア商品が通常の価格の2倍~3倍以上で多く転売されている傾向にあります。

転売って悪い事なの?

実際のところ、需要と供給の話で、欲しい人がいれば、自然と価格は上がるので
PS5やプレミアムチケットなど、欲しいけど手に入らないものについては、
5万のものを10万でも20万でもお金を払ってでも買いたいという人が出てきてもおかしくはありません。

また、法的にも違法ではないので、特に転売を生業にする分には悪いことではないと思います。

転売していい商品と、いけない商品というものはある

しかし、一部のものについては転売してはいけないこととされているので
その点は注意しなければならないのではないかなと思います。

一例をあげると下記のものがあげられると思います

医薬品など、販売規制がかけられているもの

医薬品については薬事法で転売が禁止されているため、これを販売してしまうと
ほんとうにマズいです。
なかなか判断が難しいところがあるかもしれませんが
リポビタンDや、最近の流行りですとうがい薬などは、医薬部外品として指定されております。

医薬部外品といえど、薬事法で守られておりますので、これは転売すると薬事法での罰則対象となりますので注意が必要です。

衛生商品

マスクやガーゼなどですね。
新型コロナウイルス感染症の影響でマスクの需給バランスが著しく偏った関係で転売や
品薄などが相次いだのは記憶に新しいと思います。

これについては政府が転売禁止と言っておりましたが、現在は解除されております。

しかしながら、このような状況で、マスクを買い占めるという行為は倫理的にどーなんかなぁとは
私は思います。

別に今は売ってもいいんですよ?

でも商売って、相手に喜ばれてなんぼなど思うんですよね。

転売するときに注意すること

さて、転売について、注意する点をざっくりまとめてみました。

転売を禁止しているか確認する

法的に転売禁止と言われているものは勿論ですが
メーカーなどが転売を禁止しているところもあります。

また、最近は任天堂Switchなどがそうでしたが
転売された商品についてはサポートが受けられない可能性があるという話がありました。

また、チケットについても本人確認ができるように購入時の名前との整合性を確認する
ところもあるようです。

任天堂Switchなどはどのように規制していたのかはわかりませんが、サービス提供者側を
敵に回すことは良いことないので、気を付けた方がいいと思います。

場合によっては古物商免許が必要かも

どのような商品であっても、個人から購入し、個人に販売する場合は古物商免許が必要となります。

チケットのダフ行為という話はもう今ではダフ屋なんか聞きませんが
昔からこのような古物商の無免許営業という違法行為というのは横行しております。

知り合いに、古着を貰ったものをヤフーオークションに転売して、月2,3万程度のお小遣い稼ぎをしている方がおりましたが
個人の所有物で細々とやっている分には問題ありません。

しかし、他人から中古を購入して販売した場合で、それを繰り返し行われた場合は
当然古物商免許が必要となり、3年以下の懲役、100万円以下の罰金となります。

新品を購入して転売する場合や、転売を目的とせずに購入したが、必要なくなったので売ります
という場合は問題ありませんが
転売される方から購入し、さらに転売するという場合は古物商免許が必要ですので注意が必要です。

古着を転売したり、個人から買い取ったカードなどを転売するなどの場合はこれに該当するので注意が必要です。

嫌われる覚悟を持つこと

転売は悪だという人も多くいます。

そりゃそうですよね。
メーカー希望小売価格の何倍も高い値段で売ってるんですから。
抽選販売などは「転売屋がいなければ私が定価で買えたかもしれないのに!」

って思う人も多くいるはずです。

なので、あまり良くは思われないので、その点は注意して下さい。

利益から税金は当然かかる

利益が出たからといって、それがすべてが利益になるとは限りません。

専業の場合は、年間48万円以上の利益が出た場合や、副業では年間20万円以上の利益が出た場合は、確定申告が必要となります。

また、販売額が1000万円を超えた場合は消費税も納付する必要があります。

税金というのは納付免除などはありませんし
時効も商取引が2年と比較して、税金は5年~7年と長いですし
必ずその前に行政執行で口座がすっからかんになります。

税務署は本当に怖いので注意してください。

転売は気軽に始められるビジネスだが・・・

転売というのは気軽に始められるビジネスです。
安く買ってきて、高く売るだけですので。

しかし、それに対して商品が高く売れるかという知識から始まり、
それに伴う法律や、ビジネスを行う上での法律など、様々な知識が必要となりますので
それを無視して中途半端な気持ちで転売をする場合は結構なリスクがあると思います。

私は倫理的に問題ない商品であれば
バーゲンなどで購入して、色を付けて売ったり
例えば、ココのお寺のお守りが欲しいけど、行けない人の代わりに
お守りを転売してあげるなど

そういうものって普通に悪いことではないと思います。

しかし、しっかり商売人としての自覚を持って、社会の中でのルールや
法律をしっかり守って商売を行っていただければ

宜しいのではないかなとは思います。

「小売店だってメーカーから消費者に転売してるじゃねーか」と言われてしまったら
そりゃそーだってなりますしね。

やるからには法律や社会通念を守ってやって欲しいなぁと思います。

今日はそういうお話でした。

 

 

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