また一人旅立った話

こんにちは。

いやぁ、目出度い 笑

業界的に高齢だから、またかーって話かと思われた方もおられるかも知れませんが、良い意味での旅立ちを果たした方のお話です。

業界やら警備やらとは関係なしに、今回は、私の知り合いの話をさせて頂ければと思います。

名前出しても大丈夫だと思うので

活動弁士一筋の芸風でやって来られた坂本頼光さんが、この度目出度く芸能事務所入りを果たし、メジャーな世界へ旅立ちました。

御年40歳

遅咲きかもしれませんがしっかりと芸を磨いた方なので大変嬉しく思い、今回は坂本頼光さんのお話をさせて頂きます。

活動弁士とは?

活動弁士(かつどうべんし)は、無声映画を上映中に、傍らでその内容を解説する専任の解説を行っていた方々です。

活動写真を弁ずるところから活動写真弁士(かつどうしゃしんべんし)と呼ばれ、略して活弁(かつべん)あるいは弁士(べんし)とも呼ばれてます。

頼光さんとの出会い

頼光さんとは、Webサービスの会社の役員だったときに、そこの社長から紹介された方で、初対面の時は、活弁自体は知っておりましたが、「需要あるのかね?」と失礼ながら最初は疑問を感じておりました。

しかし、実際のライブを見たときは、しっかりと昔の無声映画の活弁から、今風にアレンジしたものを提供したりと。

単純に古き良き文化を残したいだけでなく、その土俵でやりたい事をやってる凄い人だなと感じました。

彼が注目を集めたのは

今回「カツベン」という映画のヒットにより、頼光さんが注目されたと思う人が多いと思います。

現にネットニュースなどでよく見るようになり、頼光さんの仕事は増えたでしょう。

 

しかし、彼の真骨頂は、波平さんの前の声優さん(永井一郎さん)が亡くなった時に追悼の意を込めた声真似だと思います。

あの後2代目波平に選ばれずに腐ってましたが、彼の技術力の高さを思い知ったのはこの時だと思いますね。

そのままメジャーになって行くかなと思いましたが、あれから随分と下済みを積んでしっかりと自分の足場を固めたことは素晴らしいことであると思います。

 

頼光さんから学んだこと

私が頼光さんから学んだことは、やはり継続は力なんだなと思います。

そして、本当の意味で好きでないと継続なんかできないので、しっかりと私も足場を固めなおさないとなと思いました。

 

山本から頼光さんへ

プロダクション入りおめでとうございます。

Facebookでここ最近毎日のように「税金なんかクソ喰らえ」とか言ってたので心配でしたが、しっかり管理してくれる会社が見つかって良かったと思ってます(笑)

当時、「中井さんと白井君をよろしく!」とよろしくされましたが、よろしく出来なくて申し訳ありません(笑)

ただ、今でも仲良くやらせて頂いております。

事務所に入ると、コンプラがどーとか言われるかもしれませんが、サザザさん(頼光さんの持ちネタ)だけは続けて下さい!

また、ディナーショー。中井さんと見に行きますのでよろしくお願いします。

映画「カツベン!」絶賛上映中!

周防正行監督 映画『カツベン!』

※坂本頼光:映画『カツベン!』で活動弁士指導。

各地の映画館でまだ上映しておりますので是非見ていただければ幸いです。

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