工事現場での熱中症に伴う労働災害には注意しよう

いやぁ、めちゃくちゃ暑いですねぇ。
今年は短期間でサッと終わる梅雨だったので
暑い時期も長く続くのではないかと思います。

その点で注意したいのがやはり「熱中症」です。

2020年度の職場での熱中症による救急搬送は919人となっており
そのうち、19人が残念ながらお亡くなりになられたということです。

特に我々のように外で作業する者にとっては、熱中症は天敵です。

事前に対策をして、労災事故とならないよう、気を付けていきましょう。

気温は上昇している

引用元:気象庁

気象庁が発表している日本の平均基本は、40年前と比較して概ね0.5℃上昇しております。
また、道路のアスファルト化などにより、体感温度はそれ以上と言われております。

土と比べるとアスファルト舗装された道路は熱を帯びるので
暑さが増すのではないかと思われます。

そのような中で、いかに熱中症対策をすべきかという点は、外で作業している者にとっては
常に問題意識を持つべき課題であると言えます。

実際の熱中症対策

さて、実際にどのように熱中症対策をするべきか、いくつかまとめてみました。

こまめに水分補給

作業をしているとどうしても汗で水分が体から出ていきます。
ですので、こまめに水分補給を行なうことが必要となってきます。

実際に当社でも、一昨年度よりスポーツドリンクを常備しており
その前よりは熱中症にかかる隊員さんは減ったのかなという印象です。

こまめに塩分摂取

汗は水分のみでなく塩分も持っていかれます。
塩分が体内から減ると脱水症状の原因ともなりますので
塩分摂取も行った方がいいと思います。

塩タブレットなどを常備しておくと良いですが
塩分も摂りすぎると良くないので注意が必要です。

体調が悪くなったら休む

熱中症に限ったことではないのですが
体調が悪くなったら無理せずに休みましょう。

その際は水分補給や、「首や脇を冷やす」ことで緩和されます。
また、os-1などといった経口補水液を飲むことで
少しは楽になるかと思います。
また、症状が改善しない場合は病院へ行くことをお勧めします。

労働災害にならないようにするために

昨年、今年はコロナウイルス感染症により、現場でもマスク着用が主となって来ております。
そして、ワクチンも普及してきてはおりますが、変異株は確実にコロナウイルスに感染しない保証というのがないので
来年以降もマスク着用の必要は出てくるのではないかと思います。

マスクがあるだけで、熱中症の発症率は上がります。

日々の身体のケアを行なうことで、熱中症はある程度は対策が出来ると思いますので
この時期は特に気を付けて自分の身体のメンテナンスを行なうことを
強くお勧めします。

また、熱中症に実際になってしまったとしても「無理はしない」事が大切です。

無理をして2.3日で治るものが、1週間休む羽目になったなどと言う例もありますし
死亡リスクもあるものです。

決して無茶はしないように、この夏を乗り切りましょう。

警備のご用命は五輪警備へ

 

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