警備員の誘導で赤信号を進んだらどうなる?

警備員の誘導で赤信号を進んだらどうなる?
柏・松戸の街を守るプロが教える警察官との違い
千葉県の柏市や松戸市の道路で見かける、工事現場や駐車場での「交通誘導」。一見すると警察官と見間違うような制服姿ですが、実はその権限や役割には大きな違いがあります。
【実話】制服が持つ「抑止力」
以前、私がコートの下に制服を着た状態で絡まれた際、チラリと見えた制服を相手が「警察官」と誤解し、慌てて逃げ去っていったことがありました。それほど、制服姿には強いインパクトがあるのです。
以前、私がコートの下に制服を着た状態で絡まれた際、チラリと見えた制服を相手が「警察官」と誤解し、慌てて逃げ去っていったことがありました。それほど、制服姿には強いインパクトがあるのです。
1. 警備員の誘導は「信号機」を超えられない
最も知っておいていただきたいのは、交通上の法的効力です。
警察官が行うのは「交通整理」。その指示は信号機と同じ効力を持ちます。一方、私たち警備員が行うのは「交通誘導」。これはあくまでドライバー様への「お願い(協力依頼)」です。
例えば、警備員に「赤信号だけど進んで!」と誘導され、そのまま進んで事故が起きた場合、法的な責任はドライバー様に課せられます。私たち警備員は、柏・松戸の現場で常に周囲の安全を補佐する役割を担っていますが、最終的な判断はドライバー様にあることを忘れないでください。
2. 警察官だけが持つ「強大な権限」と装備
警備員は「民間人」であるため、警察官のような捜査や逮捕(現行犯以外)の権限はありません。また、装備品についても厳格なルールがあります。
| 比較項目 | 警察官 | 警備員 |
|---|---|---|
| 主な権限 | 職務質問・強制捜査・逮捕 | 私人の権利の範囲内(任意) |
| 主な装備 | 拳銃・警棒・手錠 | 警戒棒(警察署届出済のもの) |
| 法的な立場 | 国家・地方公務員 | 民間企業の社員(私人) |
※重要:警戒棒の携帯について
警備員が使用する警戒棒は、あらかじめ警察署(公安委員会)へ届け出たものに限られます。また、使用・携帯は「業務中」に限定されており、正当な理由なく持ち出すことは法律で厳しく制限されています。
警備員が使用する警戒棒は、あらかじめ警察署(公安委員会)へ届け出たものに限られます。また、使用・携帯は「業務中」に限定されており、正当な理由なく持ち出すことは法律で厳しく制限されています。
3. 柏・松戸の安全を支えるプロとして
警備業法に基づき、警察官と誤認されない服装が義務付けられている私たちですが、地域の平和を守りたいという想いは同じです。
日々の交通誘導は、皆様の協力があってこそ成り立つ仕事です。柏・松戸の街角で私たちを見かけた際は、ぜひ安全運転でのご協力をお願いいたします。


