台風後の犯罪や事故に注意しよう

 

まずは、この度の台風19号により、お亡くなりになった方々に心よりお悔み申し上げます。
また、被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。

当社がある千葉県柏市においては大きな被害は少なかったようですが、利根川が氾濫危険水位に達した際、
柏市からの要請の上、氾濫危険水位になりそうな箇所に対する監視隊員を出動させて頂きました。

今後についても地域の皆様が安心して生活できるよう、協力していく所存でございます。

さて、このような災害が起きると得てして治安が悪くなると言われます。
私の知り合いで、災害が起きた際に看護師として被災地に向かった事がある方がおられるのですが、当然治安が悪くなるそうです。

特に窃盗、空き巣、強姦、猥褻事件が多いそうです。

火事場泥棒に注意

人間の心理として、窃盗や空き巣については、半壊した民家などは一般的には「危険なので入らないようにしよう」という心理で行動すると思いますが、犯罪を犯す人は逆です。

「危険だとみんな思っているから人がいないから盗んでしまえ」という心理が発生します。

また、タイミングとしては、マスメディアが報道しているうちは犯罪を起こそうとは思いません。

世間の目が監視しているので。

危険なのはその後、メディアは言うても一部を除いて「営利企業」なので、被災地の情報をずっと追っている訳ではないので、そのうち報道されなくなります。

彼らはそのタイミングを狙って来ます。

インフラが止まっている場所
避難指示を受けている場所

にて

コンビニ(商店)
半壊以上の危険な家屋

ココらへんは特に注意すべきであると思います。

窃盗から家を守る方法

注意すべきと言いましたが、どう注意せなあかんねん!って思いますよね。
私も思います(笑)

実は注意出来ることって少ないのですが

・貴重品は常に身に付ける
・不必要な金銭は持たない(銀行に預けておく)
・キャッシュレス決済を利用する
・安全だった場所に、信用できる友人や家族に封や金庫に入れた状態で預ける。

などと言った対策ができると思います。

なかなか事後で金庫用意しろとか無理だとは思うので、封筒に厳封するなど、可能な範囲で実践すると良いと思います。

強姦などといった猥褻事件や暴力事件に注意

これは災害派遣を行う看護師の知人から聞いた話ですが、災害時には、強姦などと言った猥褻事件が増える傾向にあるそうです。

人間の心理として、生命の危険に晒された際は何を考えるかと言うと、本能的に子孫を残す事を考えるそうです。

「俺はもう駄目だから、次の俺の子供や孫に託す」といった感じなのでしょう。

また、長い被災生活を行うと、ストレスは当然増すので、喧嘩などと言った暴行、傷害事件が増加する傾向にあると思われます。

そして、そのターゲットは、被災者、ボランティア、その他大勢の主に子供や女性、高齢者といった、
所謂弱者と言われる人がターゲットとなりますので、注意が必要です。

行動する場所を選ぶ

被災地なので、どこも危険な場所ではあるのですが、襲われやすい場所というのは見れば大体分かります。
なるべくその場を避けて行動を取りましょう。
また、危険な場所に立ち止まらずに、速やかに移動しましょう。

(1)暗くて人通りが少ない場所
当然ですが、悪いことをしようと思う人は人通りが多い場所でわざわざ悪いことをしようとは思いません。

なるべく明るくて、人通りが多い場所を選んで行動しましょう。

(2)地下
地下は閉鎖的で圧迫された空間のため、周りの目が見えづらくなります。
よって、そのような場所は危険性は増します。

一人で行動しない

当然ですが、一人で行動すると危険性は増します。
我々が雑踏警備を行う場合でも、仲間の警備員が見える場所で、有事に駆け付けられる距離で配置している所が多いです。
警備員でもそれだけ単独で行動をするというのは非常に危険です。

極力3人以上の信頼できる家族、友人、などと行動するようにしましょう。

周りに目を配る

当然ですが、被災地には色々な人がいます。
また、避難所などで何日も生活しているとストレスも溜まります。
そういう時も、事件は起きやすいと思われます。

なので、その人の行動、言動、雰囲気等に常に気を配り、少しでも危険だと感じたら逃げるようにしましょう。

詐欺事件に注意

台風15号の際、ブルーシート詐欺(?)というのが流行ったそうで
実際のところは役務の提供は行っているので正確には詐欺ではないのですが、
ブルーシートを屋根に貼る代行を行うと称し、ずさんな施工を行う業者が多く出没したそうです。

災害にあった遭遇した際は、著しく判断力が低下します。

相手の行動が善意であるのか、悪意を持って近づいて来ているのか。

普段以上にアンテナを張っておく必要があります。

災害時と言った状況とは、二次災害は当然ですが、それ以外にもこういった危険性をはらんでおります。

大変であることも分かりますし、気苦労されることも分かります。
しかし、このような事件に遭遇しないよう、今まで以上に注意して行動する必要もあるかと思います。

細かいことを言ってしまうと、ちょっとした段差だった部分であっても以前とは違うものである可能性が
あります。

全てにおいて気を配ると大変だと思いますが、少しでも「いつも以上に」意識をしてみてはいかがでしょうか。

【交通誘導警備員随時募集!】

↓詳しくはこちらをクリック!↓

↓その他の記事はこちら↓

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事